「とりそらたかく」は、
とっとり中部を発信していくプロジェクトとして生まれました。
倉吉市、湯梨浜町、三朝町、北栄町、琴浦町の一市四町を合わせた地域が「とっとり中部」と呼ばれています。全国的にメジャーになっているようなものはありません。派手なものも、たぶんありません。あるのは地味なものばかりです。でも、それがこの土地の良さなのです。
「地味」という言葉は、派手さがないことだけでなく、土壌の良いことも意味します。「滋味」にもつながります。
ここにしかない豊かな自然、暮らし、文化、歴史があります。そんな地に暮らす人々が生み、育んできた食材や民芸品、伝統工芸品などをとおして、この地の良さを全国に発信したいのです。
「とり」と言えば「とっとり」。なかでも「とっとり中部」を思い出してください。
奈良時代のころ、この地方は水鳥の宝庫でした。「とり」をとることを職業としていた「鳥取部(ととりべ)」と呼ばれる人たちがたくさんいました。そこから、このあたりを「とっとり」と言うようになったと伝わっています。
わたしたちは、「とっとり」のシンボルである「とり」をブランドの名前とシンボルにしています。